湘南学園小学校4年生89人の皆さんの2泊3日の「山の学校」
2日目の今日は、水の体験プログラムを2つ実施しました。
燦々と降り注ぐ真夏の太陽。
前日に引き続き、すばらしい好天に恵まれて活動開始!
バスを降車したみんなが目指すところはというと、
清水が流れる川を横目に進んでいき、
「はい、ウォーターシューズに履き替えて~」とスタッフの指示。
学校でも常々「水」をテーマにした学習や体験を行っているみなさんは、
みんな自分のウォーターシューズを持っているのでした。
涼やかな空気が漂って来る方向に進んでみると
「陣馬の滝」に到着!
まずはスタッフから、この富士山の地下の仕組みと、
溶岩の壁の隙間から流れ落ちるこの陣馬の滝のひみつについて、お話を聞きました。
楽しみにしていた観察タイム。
川に足を入れてみると「ひゃ~、つっ、つめたぁ~い」の連発。
一年をとおして常々10℃~11℃の水が湧き流れるこの富士宮市猪之頭地区。
川の中に足を入れてガマン大会をしたり、
石をどけて生き物観察をしたり、
流水で転がり、丸くなった溶岩を集めたり。
思い思いの楽しい観察をして、
涼やかな滝でのひと時を過ごしました。
この猪之頭地区は豊かな湧水を利用てして、
古くからわさび栽培や、ニジマスの養殖がおこなわれています。
富士山の水の恵みである、それらを観察しようと、
杵塚養鱒場を訪れました。
「これら、わさびやニジマスは、きれいな流水がないと生きられないものなんだよ」
子どもたちはスタッフの説明に深くうなづいていました。
さらにもう一つのプログラム、溶岩洞穴の見学や、樹海の散策を行い、
いろいろな視点から富士山の水のメカニズムを知ったみなさん。
ぜひ、3日目もたくさんのことを学び、
この「山の学校」宿泊学習を終えてください。
そして、今度は家族や友達と一緒に
富士山麓を訪れ、今回の体験で学んだことを話しながら案内してあげてください。
今日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
本日の活動で養鱒場・わさび田を見学させてくださった「杵塚養鱒場」様
ご協力に深く感謝申し上げます。