今年もまたまた株式会社オートバックスセブン29名の皆様と
16回目となる清掃活動を実施しました。
清掃活動に参加くださる団体様は多々あれど、
16回目というのはトップクラスの回数!
長きに渡り、ずっと富士山クラブを応援してくださっている皆様、
本当にありがとうございます!
さて、もりの学校にお集まりくださった皆様の輪を見渡すと、
整えられた服装からしてベテランの威厳と、あふれるやる気を感じます。
テレビでおなじみの「クルマのことならオートバックス♪」のロゴ入り
オレンジビブスに身を固め、いざ、活動現場へ。
今日の活動現場はもりの学校にほど近い、西湖根場地区の樹海の中。
人々の居住地区にもきわめて近い森です。
29人の皆様は重量物チームと、細やかチームの2グループに分かれ、
それぞれの活動現場に入っていったのですが・・・
斜面に捨てられたごみを見下ろし「・・・」と言葉を失う重量物チーム。
「一体何でこんなところに、こんなものを...」と見えない投棄者に一言苦情。
怒りをやる気に変えると、斜面を下り、ぱっぱと重量物を引き上げにかかります。
本日の功労賞はこの男の子。
足場の悪い溶岩の地表での回収、運搬は大人顔負けの作業っぷり。
開始後数分すると、搬出用軽トラックの周りにごみの山が...
特に大型の塩ビパイプを21本も回収し、
長すぎて、そのままでは軽トラックに積み込めなかったのですが、
それらを適切な長さに切断する作業までしっかりやってくださいました!
さて、こちらは細やかチームの現場。
樹海散策路道脇斜面下に捨てられたガラスくずなどを
ひとつひとつバケツに集める非常に根気の要る作業です。
比較的足場の良いところは子どもたちも積極的に回収を手伝ってくれましたが、
斜面下に降りられない子は作業しているおとなを応援。
「がんばれ~!!」
かわいい応援に背中を押され、時間いっぱいまで
精一杯回収作業をしてくださいました。
最後に集めたごみを丁寧に分別し、軽トラックに積み込んでみると
荷台は満載!
小さな子どもから大人まで
みんなで力を合わせて青木ヶ原の森をきれいにしてくださいました。
本当にお疲れ様でした。また、ありがとうございました。
本日の活動成果はこちら→160911AutobacsSeven.pdf
それから、もりの学校に戻って、楽しみにしていたランチタイム。
エネルギーを充填した午後は
講堂で「富士山クラブの環境保全活動への取り組みのお話」を聞いたのち、
「いきものかるた」のはじまり、はじまり~!
20枚のかるたの絵札にはさまざまな生き物たちが描かれていますが、
これらはみんな富士山麓の森に棲んでいる生き物たちばかり。
富士山クラブのスタッフたちが撮り集めた写真のスライドと解説を交えながら、
みんなで楽しく自然を学びました。
もりの学校の講堂には、動物のはく製が展示してあるので、
実物を確かめながら、生き物について知ることができました。
ここでもキラリと光ったのが、子どもたちの活躍。
5グループのなかで、一番たくさんカードを取った人には最後に記念品を贈呈。
優秀賞メンバーは4人の子どもたちと女性一人。
それぞれにインタビューをしてみると、
「ぜひ、本物の動物に会いに、富士山の森を歩いてみたい」
「富士山の森って動物がたくさんいるんだなと思った」
など、かるた遊びからいろいろなことを感じ取ってくれた様子。
今日は、こんなにたくさんの生き物たちが棲んでいる富士山麓の森を
みんなできれいにしてくれたんだよ!
ありがとう!
ぜひ、今度は家族や友達と一緒に森をあるいて、
かるたに描かれた生き物や、そのフィールドサインを探してみてくださいね。
本日は本当にお疲れ様でした。
来年は17回目の活動、ぜひまた一緒にがんばりましょう!
駐車場をお貸しくださった「西湖いやしの里根場」様
いつもながらのご協力に深く感謝申し上げます。
本活動は平成28年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。