富士山二合目西臼塚協定林で
毎木調査を実施しました。
西臼塚協定林は、静岡森林管理署が管理する国有林の一部で
2000年から富士山クラブが管理している1.77haの森です。
ここは、1996年9月、台風17号の強風による風倒被害を受けており
協定締結当初は、植樹や下草刈りなどを中心に活動してきました。
しばらくすると、ニホンジカによる樹皮剥ぎ被害や移入種の植栽などの課題が
浮き彫りになったことから、食害防護ネットの施工や
移入種の成育調査などに切り替えて、活動を続けてきました。
静岡森林管理署との協定契約は、2016年度から第三期に突入しました。
第三期の活動は、協定林内のウラジロモミの一部を間伐し
針葉樹と広葉樹がバランスよく混ざった
富士山本来の森の姿を復元するための実験が目玉です。
今回は、特定非営利活動法人富士山の森を守るホシガラスの会の協力で
協定林内にどのような樹木が生育しているのか調査を行いました。
ご協力ありがとうございました。