平成26年5月25日(日)
昨年に引き続き、富士河口湖町の「一万人の清掃活動」の一環として
今年度 第1回アレチウリ一掃作戦を行いました!!
大石公園での開会式では、まだまだ町民の皆さんにも知られていないアレチウリについて、
副町長や役場の担当者の方がそれぞれ、初期段階での駆除の重要性を訴えてくださいました。
アレチウリ一掃作戦隊は、大石公園より西側、桑崎地区の河口湖畔の現場に移動。
まずはよねっちから活動における諸注意、
つづいて富士山科学研究所の安田研究員から
なぜ外来種を駆除するのかということをレクチャーしていただきました。
河口湖畔に自生するヨシは、魚や鳥たちの産卵場所になっています。
アレチウリは放っておくと、夏場にヨシを覆うほどにまで成長するため、
魚や鳥たちの繁殖を妨げてしまいます。
爆発的繁茂を防ぐため、種子を落とす前の今の時期、
大きく成長する前に抜き取ってしまわなければなりません。
今回の駆除対象はアレチウリ、そして要注意外来生物のオオブタクサです。
さぁいよいよ活動開始!
以前アレチウリ一掃作戦に参加してくださった方が、初参加の方と一緒になって、
アレチウリはこれ?オオブタクサはこれだよね?と互いに確認しあいながら作業をしていました。
なぜ外来種がこの地にやってきたのか疑問に思った男の子が、
富士山科学研究所の中野研究員に
元々どのような場所で生息していたのかを
マンツーマンで丁寧に解説してもらい、真剣な表情で聞いていました。
途中、渡辺凱保町長が駆けつけ、
参加者と共にアレチウリ・オオブタクサの駆除に汗を流してくださいました。
今回の優秀賞は、地元の少年二人。
大人顔負けなほど駆除植物の芽や葉を見分け、どんどん抜き取っていました。
二人から「また今度も駆除活動をやりたい!!」と
いきいきした表情で言ってもらえたのが
私じょ~はとても嬉しかったです。ありがとう!
本日の活動成果
アレチウリ・オオブタクサ 袋数(45ℓ)・・・6袋
重量・・・・・・・63㎏
活動中に回収したごみの成果はこちら→140525arechiuri.1st.pdf
次回の第2回アレチウリ一掃作戦は
6月14日大石公園にてAM10:00 →AM9:30から受付です。
たくさんのご参加をお待ちしております。
本日の活動のために駐車場をお貸しくださった「東洋大学セミナーハウス」様
ご協力に深く感謝申し上げます。
本日の活動は「河口湖一万人清掃」の一環として
富士河口湖町・山梨県富士山科学研究所・山梨県富士山レンジャーで構成する
「河口湖アレチウリ一掃作戦実行委員会」が実施しました。
また、本活動には「積水化学工業株式会社」様の
寄附金を活用させて頂きました。