夏休み子どもキャンプは2日目に突入。
今日は、富士山の御庭(標高2,200m)と朝霧高原(標高900m)に虫探しの冒険の旅。
さてさて、どんな虫たちに出会えたのでしょうか...?
まずは腹ごしらえから。
ママさんや、おやかたが作ってくれた
バランスの取れた朝ご飯におかわり者続出。
パワー充填完了、そして、しゅっぱ~つ!!
標高約2200mの奥庭駐車場に降り立つと、空気はとってもさわやか。
「がんばるぞっ」の掛け声とともに、御庭まで約1時間の登り。
「こんな寒いところに、虫なんているのかなぁ?」
「おっ、いるいる!」「あっ、はねた!」「飛んだぞぉ」
渇いたスコリアの地表、水の少ない環境、
食べ物も決して多くなさそうな厳しい自然環境でも
虫たちはたくさん。
バッタ、カメムシ、カミキリムシ、クモ、ガ、テントウムシ、
みんながんばって生きてたね。
今日はちょっと曇っていて、頂上は見えなかったけど、
眼下に広がる眺めはとってもきれい。
「キャンプ女子チーム」で記念写真!
風が比較的当らないエリアはカラマツ、シラビソなどの針葉樹の森が広がっています。
そこにはどらやきみたいな、かわいいキノコがいっぱいだったね。
お楽しみのお昼は、芝生公園でピクニック。
いっぱい歩いたあとのご飯は、おいしかったぁ・・・
こちら、朝霧高原。
かつて、朝霧グリーンパークと呼ばれたレジャー施設の跡地は
広々とした緑の草原となっています。
そして、この場所こそ、虫たちの楽園。
子どもたちは虫取り網を片手に、草原の中でおもいっきり虫取り。
グループごとに用意されたゲージの中は
いろいろな虫たちでいっぱいになりました。
「ふんふん、この虫の足はどんな形になっているのかな?」
「カマキリはとってもおとなしいんだね」
「この虫、プラスティックにしがみつくのが上手だぁ」
昆虫たちを観察すると、いろいろな新発見があったね。
お別れの時には、管理人さんにきちんとご挨拶
「虫取りをさせてくれて、どうもありがとうございました。」
もりの学校に戻ってから行われた、まとめの会では、
今日見た虫たちをしっかり整理して、記録に残しました。
おたのしみの夕食は、キャンプカレー!
辛口、甘口、シーフードココナッツ、キーマ
カレー好きなみんなは全種類にチャレンジ。
夜のもりの学校に素敵な訪問者が。
コクワガタのカップル、ミヤマクワガタなどが集まってきました。
一日の反省を書き終わると、クラフト出店パート2開始!
おうちに帰って家族に見せる物、夏休みの工作として提出するもの、
みんなのお土産がどんどん増えてきたね。
明日に向けて21:00には消灯。
ぐっすり寝て、さらなる冒険に備える子どもたちでした。
朝霧高原の観察にあたり、富士山クラブ会員の豊岡様に
ご協力いただきました。
夏休み子どもキャンプは
公益財団法人粟井英朗環境財団様の
平成27年度公募助成事業として開催しています。