7月後半とも報道された真夏のような太陽の光が降り注ぐこの日、
今年も毎日新聞社主催の「富士山クリーンツアー2014」が活動開始しました。
まずはもりの学校に79人の皆様が集結しました。
青空に映える水色のシャツは毎年おなじみのグリー株式会社の皆様
そして、深い青のウィンドブレーカーは、
こちらもおなじみのネスレ日本株式会社の皆様です。
毎年この活動にご参加くださっている両社の皆様には本当に感謝しております。
開会式では主催社の毎日新聞社常務執行役員の真田さんからのご挨拶を頂き、
そして、活動に駆けつけてくださったゲストのルー大柴さんから
激励のお言葉を頂きました。
いよいよ参加者の皆様の士気もクライマックス!
「よし、がんばるぞ!!」
この日の現場は富士河口湖町 本栖地区にある別荘地に隣接した森の中で
素晴らしい富士山の眺め、
コナラやミズナラのような動物が大好きな実をつける木に恵まれた
とても豊かな森です。
下見に訪れた富士山クラブスタッフも、ウサギやシカの姿、
ムササビやテンなどフィールドサインを何度も見かけました。
ところが、この森の数か所に目を覆いたくなるような不法投棄のごみ。
ごみは鉄くずやカンなどが中心なのですが、あまりに古すぎて、
カンの外側の塗装も剥げ落ちているものばかりでした。
そんな昔から、このごみたちは豊かな自然を台無しにし続けていたのです。
現場に入った皆様は早速ごみ一掃に着手するのですが、
そのごみの量の多いこと、多いこと。
活動開始から20分でトラックにはごみが山積みにされました。
赤のジャージを着たルー大柴さんも汗だくになってごみと格闘。
小さな女の子は何故こんな所に、こんなにたくさんのごみがあるのか
終始不思議がっていました。
活動開始前は80人近い人数でも片づけられるかどうか
心配されるほどの量のごみでしたが、
チームワークよく、テキパキとごみを運び出す参加者の皆様のおかげで、
活動前とは比べ物にならない程きれいになりました。
閉会式では、ルー大柴さんから最後のご挨拶を頂きました。
開会式の時のルーさんのお言葉、「一つのことをtogetherでやるとfriendになれる」
活動が終わってみると、本当にその通りになりました。
このツアーは富士山クラブが創立された当時からずっと
「美しい富士山を子どもたちに残していくため」の活動を継続してくださっています。
今年も11月15日の最終回まで、
何度もこの富士北麓で清掃活動を行ってくださる予定です。
皆様の自身の目で、ごみがなくなり美しくなっていく富士山麓の自然を
感じて頂きたいと思います。
夢は大きく、ごみゼロとなるまで富士山クラブと共に活動を続けましょう!
本日は暑い中、大変お疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
本日の活動成果はこちら→TheMainichiCleanTour2014(1).pdf
本活動のために駐車場をお貸しくださった
「富士ヶ嶺高原別荘地富士ドクタービレッジ」様
「西湖いやしの里根場」様、ご協力に深く感謝申し上げます。
本活動は平成26年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。