JTBグループ労働組合富士山清掃
JTBグループ労働組合のみなさんと
富士山清掃を行いました。
2015年から、3年連続でご協力いただいており
先週に続き、通算5回目の活動でした。
先週の活動の様子は ↓ をご覧ください。。
http://www.fujisan.or.jp/Blog/Report/Result/jtb1_1.html
もりの学校にお越しいただき
ランチセミナーを開催。
世界文化遺産富士山の保全状況や課題
富士山クラブの取組などについて
お話しさせていただきました。
ランチセミナーの後は、現場に移動。
活動現場は、毎度お馴染みの
鳴沢村の大量不法投棄現場。
今日は、山梨県環境整備課の田中さんが
応援に駆け付けて下さいました。
3日前の大雨で、泥が洗い流された現場は
ビニールやプラスチック、ガラスくず、陶器などが
現場の表面を覆い尽くしていました。
参加者のみなさんは、バケツと竹べらを駆使して
表面のごみを90分かけて集めていきました。
また、土の中からは、布や綿、紙などの
大きなものも、掘り起こされました。
活動を終えた参加者のみなさんからは
悪質な不法投棄の実態と、あまりのごみの多さに
「気が遠くなる」
「綺麗にできた気がしない」
などの感想をいただきました。
...ので、活動前後の写真もご覧ください。
Before→After
→ 
→ 
いかがでしょうか？
当日の活動前と後では
表面のごみが取り除かれた結果
土が見える面積がとても多くなりました。
この現場は、2014年6月の活動開始から4年目に入りました。
ありとあらゆるごみが、粉砕されている上に
土と混ぜて投棄されていたことから
この現場を本当に綺麗にできるのか
富士山クラブでも不安に感じていました。
しかし、活動を継続することにより
ごみの丘だったこの場所が、少しずつですが
低くなっているのを実感しています。
私たち、ひとりひとりの力は
微力であっても、無力ではありません。
小さな力は、たくさん集めれば
大きな力に変えることができます。
美しい富士山を子どもたちに残していくために...
今までも、そしてこれからも
市民、行政、企業とパートナーシップを取り
活動を続けていきますので
引き続き富士山クラブの取組への
ご理解とご協力よろしくお願いいたします。
ご参加いただいたみなさん
暑い中、本当にお疲れ様でした。
また、みなさんと富士山の麓でお会いできるのを
スタッフ一同楽しみにしております。
なお、本日の活動は
平成29年度山梨県富士山クリーンアップ事業として
山梨県環境整備課をはじめ、県各組織
山梨県産業廃棄物協会との協働で実施いたしました。
バス駐車場をお貸しくださった「西湖いやしの里根場」様、
鳴沢村第一地区小林様、ご協力ありがとうございました。