株式会社パーキンエルマージャパンのみなさんと清掃活動を行いました。
毎年ご参加いただいている同社は、お揃いの青いポロシャツがトレードマーク。
今回は、社員やそのご家族33人がご参加くださいました。
生憎の空模様で、富士山は終日雲の中でしたが、参加者のみなさんやる気満々!!
富士山こどもの国で、ご挨拶と開会式を行った後一路現場へ...。
今回の活動現場は、富士市大渕地区の林道高尾線。
植林地や採石場を行き来する車以外、ほとんど人の出入りがなく
林道の出入り口にゲート等が設置されていないため
ポイ捨ての他に、悪質な不法投棄が後を絶ちません。
今回も林道の斜面には空き缶やペットボトルや空缶などのポイ捨てをはじめ
ビール瓶やガラス片などのワレモノや注射器が発見されました...。
おまけに、ついこの間まで使っていたような綺麗な冷蔵庫が
林の中から発見され、人力で回収しました。
ご参加いただいたみなさん本当にお疲れ様でした。
また来年、富士山で一緒に活動できる日を楽しみにしています。
今回の活動成果はこちらをご覧ください→20150620PerkinElmer result.pdf
今回の現場は、地元住民や業者しか知り得ないような林道で
観光客が訪れるような場所ではありません。
富士山が世界文化遺産に登録される以前から、観光客の増加による
ごみのポイ捨てなどが懸念され、問題視されてきましたが
観光地化されていない山麓部においては、別の問題点があります。
地元住民は、様々な形で富士山からの恩恵を受けて生活をしている以上
長い年月をかけて富士山が育んできた自然を、これまで以上に敬い、守る心を持たなくてはなりません。
来訪者に向けたマナー啓発も必要ですが、地元住民への啓発がそれ以上に必要だと感じた一日でした。