富士山クラブ団体会員としてご支援いただいている株式会社ポーラの社員とご家族の皆さんと、
田子の浦海岸の清掃活動を実施しました!
朝のうちは青空の中に富士山がどーんと見えるほどいい天気でした。
皆さんに集合いただき、開会式を行った田子の浦みなと公園は、
晴天の日曜日とあって、駐車場はほぼ満車。
サイクリングやランニングを楽しんでいる方、親子連れだったり愛犬と一緒だったり、
それぞれの休日を満喫され、賑わっていました。
開会式後、早速活動現場となる砂浜へ歩いて移動。
とにかく暑かったのですが、皆さん楽しそうに会話を弾ませながら、
砂の上・流木溜まり・草地・消波ブロックの間など、くまなくごみを探し回ってくださいました。
目につくのは、ダントツで発泡スチロール系のごみなのですが、
潮風にあたって劣化したペットボトルや空き缶も発見、空き瓶はちらほら。
「何か珍しいものありましたか?」と聞くと、ビジネスバッグを発見された方がいました。
中には何も入っていませんでしたので、どなたかの落とし物や忘れ物ではなかった様子。
砂浜には、近くの河口から流れ着いたと思われるカヤや、流木がたまっている場所がいくつもあって、
その中をさらってみると、細かくなった発泡スチロールがたくさんまぎれていました。
「できることなら、こんなに細かくなる前に拾わせてほしい」とつぶやく方もいましたが、
むやみにここに捨てられた弁当ガラなどのごみが、
雨に潮風、海水、日光によって次第に細かく分割され、ごみ拾いが大変になってしまうこと、
それでもこうしてごみ拾いをしてくれる人がいることを、捨てた人は知ってほしいと思います。
草地も、風に吹かれて転がってきたプラスチックなどのごみが、たくさん隠れていました。
草をかき分けて、根元に引っかかったごみを丁寧に探して回収していただきました。
暑い中、90分にわたる海岸清掃が終了。お疲れ様でした!
そのまま現場で閉会式を行いました。
今回皆さんに拾っていただいたごみは、ほとんどがペットボトルや発泡スチロールなどだったため、
これだけの袋数があっても重さはそんなにありませんが、
拾ったごみの数はとっても多かったことと思います。
例年、ポーラの皆さんには、山の中での清掃活動にご協力いただいています。
砂浜でのごみ拾いは今回が初めてでした。
私たちは、富士山麓の森の中でも、山麓を走る道路沿いでも、富士山の景観が美しい海岸でも、
ごみが無くなるその時まで、清掃活動を続けていきますので、引き続きご協力をお願いいたします。
活動成果は ↓ をご覧ください。