TEAM FUJISAN クリーンキャンペーン 3776 ~野口健×若村麻由美~
開催されました。
このイベントは、富士山クラブの理事でアルピニストの野口健さんが
理事長を務める認定NPO法人ピークエイドが主催で
2014年からスタートしました。
その名の通り、野口健さんと親交が深い俳優の若村麻由美さんを
ゲストに迎え、富士山麓の清掃活動やトークショーを行います。
梅雨真っ只中にもかかわらず、奇跡的に晴天に恵まれた富士山麓。
開閉会式会場となった富士山クラブもりの学校には
北は北海道、西は岡山(ネパール)から101人の参加者が集いました。
【開会式】
開会式はもりの学校校庭で。
主催者の野口健さんと若村麻由美さんからご挨拶をいただいた後
景気付けに富士山に向かって「富士山」三唱!!
諸注意の後にラジオ体操で身体をほぐして現場へ出発...。
【清掃活動】
富士山クラブの活動では珍しく、活動現場までは、徒歩移動。
5分ほど歩いた青木ヶ原樹海のはずれが今日の現場。
青木ヶ原樹海は、今から1100年前に富士山の中腹から
流れ出した溶岩の大地に広がった原始の森。
溶岩の隙間や穴の中に、様々な種類のごみが捨てられていました。
その年代は古く、30年以上前に捨てられたと思うものばかり。
一見するとごみが無いように感じますが、落ち葉や木の根
わずかに覆った土の下にごみが大量に埋まっていました。
参加者のみなさんは、富士山クラブの清掃活動必須アイテムの
竹べらを駆使して、それらのごみを丁寧に回収していきました。
活動時間は90分でしたが、集めてみたらトラックの荷台は満杯になりました。
【トークショー】
清掃活動後は、もりの学校講堂で野口健さんと若村麻由美さんのトークショー。
今日の清掃活動の成果を振返り、ごみ問題をはじめ、富士山が抱える課題を考えました。
富士山が世界文化遺産に登録されて2年が経ちました。
これまで以上に、周辺市町村や山梨静岡両県の連携が必要です。
目先の利益にとらわれず、持続可能な利用を最優先に
富士山の保全施策を考えていただきたいと思います。
その為に、私たち富士山クラブは、これからも現場から発信してきます。
ご参加いただいたみなさん、野口健さん、若村麻由美さんありがとうございました。
また、来年みなさんと活動できる日を楽しみにしています。
今回の活動成果は ↓ をご覧ください。
20150628 TEAM FUJISAN 3776 result.pdf
最後に、本イベント開催にあたり、駐車スペースを提供いただいた
西湖いやしの里根場様、根場民宿協同組合様に
この場をお借りして感謝申し上げます。