1/26日(日)、富士宮市富士山麓にて自然観察会とクラフトワークショップを行いました!
午前の部は、自然観察会。静岡県環境学習指導員の芦川さんに、冬の富士山と観察
ポイントのレクチャーを行っていただいてから、現場に向けていざ出発!
@朝霧高原、とっておきのフィールドを散策です!
到着早々、2匹のリスに遭遇。繁殖期の追いかけっこに夢中で、かなり近くで観察することが
出来ました。マツの木を上下行き来し、隣の木に飛び移るなど、愛らしい姿をしばらくの間じっくりと。
付近にはいわゆる「森のエビフライ」が沢山。どうやらこの松林はリス達の楽園のようです。
ボコボコと地面が掘り返されているこの痕跡は?
モグラの仕業によるものです。アニメなどでは可愛く表現されることも多いですが、実際にその
様子を目にすると、農業などに甚大な損害を与える場合があることがよくわかります。
冬というと冬眠という言葉から、あまり活発な活動のイメージがないかもしれませんが、
フィールドには動物たちの痕跡が沢山。植物にも、冬しか見ることの出来ない姿があります。
さて午後の部は、クラフト製作です。
地元で羊牧場を営み、作品制作を手掛けられている豊岡さんを講師に、
初心者にも易しいタペストリー作りに挑戦しました。
午前中に集めた小枝で型枠を作り、経糸を張り、
羊毛と、これも思い思いに集めた材料を編み込んでいきます。
男性陣も初めて持つ編み棒に最初は戸惑いもありましたが、徐々に慣れ、モノづくりの楽しさに
引き込まれて、しばし無言に・・・
ちなみにこの羊毛、羊が生まれ、育て、刈取り、染色し、紡いだりで材料となるまでを、
すべて自家製でなさっているモノ。それぞれの過程や、羊毛の特徴や性質など、興味深い
お話を沢山お聞きすることが出来ました。
高低差のある富士山、標高の高い地域ではその気候に合った、酪農や畜産も盛んに行われています。
作品の出来上がりです!
一日を通して富士山の自然に触れ、その豊かさと恵みを再認識し、この貴重な富士山を、
子ども達に引き継いでいかなければいけないという思いも一層高まる、良い機会となりました。
次回開催は、2/15(土)と3/23(日)を予定しています。是非みなさまお誘い
合わせの上、ご参加ください。お待ちしています。
詳しくはこちらをご覧ください→ nature walk and hand craft.pdf
本活動は、富士山環境保全活動推進事業費補助金の援助を受け実施しております。