雨続きだったここ数日間の、貴重な晴れ間となったさわやかな秋晴れの土曜日、
毎年9月にお越しくださっている丸紅株式会社様100人の皆様と
清掃活動を行いました。
6年連続でご参加くださっている方のお言葉、
「富士山清掃の日は、いつもよい天気で、雨が降ったことはないよ・・・」
このジンクスは今年も継続です。
もりの学校に集合くださった皆様。
初めてお越しくださった方もたくさんいらして、
「わぁ、かわいい、なつかしい学校ね」などのお言葉を頂き、
スタッフも、そして、学校も、とっても喜んで皆様を大歓迎。
開会式を済ませると、手際よく身支度を整え、いざ、活動へ出動!!
今日の活動現場は、もりの学校にほど近い、
西湖根場地区の青木ヶ原樹海の西端です。
民宿村に続く自然散策路脇に、缶、ビンなどを中心とする
たくさんのごみが捨てられていました。
活動現場に到着した皆様が森を覗き込むと、
思わず「わっ、すごい」などと驚きの声が。
道脇の斜面はごみで覆い尽くされています。
溶岩の足場に気を付けながら、現場に降り立つと、
土に埋もれたごみを次々に掘り出し、拾い集めていきました。
100人の皆様のパワーは実にすばらしい。
小さな子どもたちのグループ、外国の方のグループ、屈強な男性グループ
細やかな仕事ぶりの女性グループ、
現場のあちこちに小さなグループを作り、
手分けしながら、効率よく作業を進めていきます。
あっと言う間にトラックに集積された一斗缶、
なぜか靴ばかりが出てくる溶岩の穴、
掘り出された昭和映画の小道具のような魔法瓶
活動にはたくさんの子どもたちが参加していたのですが、
「えー、なんでこんなものが??」
現場のあちこちからそんな声が聞こえてきました。
活動も後半に入ってくると、
ものすごく苦しい体勢をとらないと、手が届かない溶岩の割れ目などからも
大量のごみ発見。
地面に這いつくばって、服を泥だらけにして、トイレの便器を汚いともせず、
一心不乱にごみを集めてくださった皆様、
そのがんばりっぷり、私たちスタッフの心に強く残りました。
「笑顔ください」と、カメラを向けると、
みんな手を止め、にっこりと応えてくださいましたので、
笑顔写真集ができました!
中国人の方のグループより、
「今度は富士山クラブのみんなで中国にごみ拾いに来てください」とのお言葉。
ぜひ、ぜひ。
私たちでお役に立てますのならば、喜んで行きますとも。
約1時間30分ほどで1.5tトラックと軽トラック満載のごみを集め、
樹海を後に、もりの学校に戻っていきました。
そして、お楽しみランチタイム。
清掃活動をともに行った6グループ、さらに担当の富士山クラブスタッフも加わって
輪を作りお弁当タイムです。
校庭にグループのみんなが座れる大きなシートを広げて、
青空と緑を見ながらのお弁当。
まるで、かつてもりの学校で開催されたであろう、運動会のランチタイムの様に
のどかな、さわやかな風景でした。
「私たちは富士山からごみがなくなって、
もう来ないで下さいと言われるまで
清掃活動にやってきます」
そんな言葉をかけてくださった丸紅様。
清掃を続ける私たち富士山クラブの励みとして、心に強く残っています。
富士山から本当にごみがなくなる日まで、一緒にがんばりましょう。
来年もまたよく晴れた秋の日に、
一緒に清掃活動を行う日を心から楽しみにしております。
本日は本当にお疲れ様でした。また、ありがとうございました。
本日の活動成果はこちら→150905MarubeniCorporation.pdf
本活動のために駐車場をお貸しくださった
「西湖いやしの里根場」様、
いつもながらのご協力に深く感謝申し上げます。
本活動は平成27年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。