今年もまたまたドコモ・グループの皆様が秋の富士北麓にやってきました。
今回はなんと、150人もの、たくさんの皆様がご参加くださいました。
11月最初の休日となったこの日、
山梨県側の富士山は10月26日の初冠雪以降2回も降雪があり、
夏の姿から雪帽子の姿に変わっていました。
美しい紅葉、秋の澄み切った空にどっしりと構える富士山が
皆様を歓迎しました。
いよいよ平成28年の集大成を迎えようとしている、
鳴沢村焼間地区産業廃棄物不法投棄現場での開会式。
ドコモ・システムズ株式会社の西川社長にお言葉を頂き、
参加者の皆様はさらにやる気満々。
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【現場1レポート】
2014年から継続して産廃撤去を行っているこの現場。
今日の活動が今年度18回目になります。
重機により掘削し、ごみを集めてまた掘削を繰り返していくうちに、
ごみのサイズは、どんどん小さくなってきました。
今日の活動もその小さな、小さなごみを回収、分別する作業でしたが、
男性に加え、女性や子どもたち混合グループの根気良い作業により、
地表に見えていたごみは、ほぼ片付けきることができました。
一つのごみも回収し漏らさないように、
バケツに集められたごみは、写真のような分別シートに乗せられます。
そして、複数の人の眼で確認しながら、種類ごとに丁寧に分け、
所定の集積場まで運ぶ作業を行いました。
いつもながらなのですが、
ドコモ・キッズの頑張りはすばらしかった!
黙々と作業に集中する周りの大人を
元気な笑顔で和ませながら、一生懸命ごみを拾ってくれました。
「ごみいっぱいひろったぞー」「オー!」
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【現場2レポート】
現場2を担当したのは若手を中心とする60人の男性陣。
メンバーの中には、今年の新入職員、
さらには、来年度職員になる内定者の皆様もいっぱい。
若さと活気にあふれる皆様がたどり着いた先には・・・
林道の終点にあたる紅葉台麓の斜面は広い草原になっていたのですが、
すすきなどの草を分けて地面を見ると、ごみだらけ。
パチンコ玉大の梱包材がぎっしり詰まった土嚢袋や、
大量の鉄パイプ、家電製品、タイヤなどが至る所に捨てられていました。
こちら、発泡スチロール製のボール型梱包材回収班。
袋に入れられたまま捨てられてはいたのですが、
この袋はかなり老朽化。回収の際に荒っぽく取り扱うと袋は破れ、
何万個とありそうな玉を、こまごまと集める羽目に・・・
「docomo」のステッカーが貼られたスコップを巧みに扱い、
45ℓごみ袋20袋ほどの梱包材回収に成功しました。
ごみはイバラなどのブッシュに覆われた場所にも
たくさん隠れていたのですが、
慎重に取り出して、回収してくださいました。
開始後1時間もすぎるころには、
林道に止められたトラックの周りは運ばれてきたごみでいっぱいに・・・
冷蔵庫などの大型ごみの集積もみんなの手で行い、
終わってみるとトラック満載!
大きなごみも、小さなごみも、
富士山麓をきれいにしたいという一心で
片付けてくださった参加者の皆様。
紅葉台にあたってこだまするほどの元気な声で活動を締めくくります。
「富士山きれいにしたぞー」
「オー!」
この好天で紅葉台への登山者はとても多かったはず。
皆様の頑張る姿は、山の上から見下ろしている登山者たちにも
自然を大切にしようという、
メッセージを伝えることができたのではないでしょうか?
本日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
また来年、秋の北麓で一緒に清掃活動をしましょう!
本日の活動成果はこちら→161103Docomo.Group.pdf
本活動は、平成28年度山梨県富士山クリーンアップ事業
(山梨県および、山梨県産業廃棄物協会との協働事業)として、
また、平成28年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。
また、本活動のために駐車場をお貸しくださった
「鳴沢村第一地区の小林様」いつもながらのご協力に
深く感謝いたします。