学習塾の夏合宿で富士五湖エリアを訪れたみなさんと、精進湖と本栖湖の間の青木ヶ原樹海へこの地の歴史を訪ねて散策に、それから、本栖湖近くの道路沿いに生育するオオキンケイギクの防除活動にご協力いただきました!
ガイドのゆりりんとたぁさんの案内で、武田氏の治めた甲斐の国の歴史を訪ねて樹海の中を歩きました。駿河の国との交通の要所となっていた中道往還、貨幣単位にまつわる言葉、今も残される石積みに囲まれた平らな土地には、かつてどんな役割を果たす施設が存在していたのか、見上げた斜面の先にかつて本栖城があったこと、周りにある高く育った樹木を見渡して、信玄の時代は本栖城から駿河の国はどのくらい見渡せたのかと思いをはせてみたり。
樹海散策後、特定外来生物「オオキンケイギク」の防除活動に協力いただきました。花が咲く時期をすぎているため、オオキンケイギクの葉っぱのとくちょう「へら型」の形を何度も確認します。見つけたはっぱを片手に、見比べながらさがし出します。「これかな?」「これじゃぁないよね・・・」
オオキンケイギクは多年生なので何度も冬を越すことができ、そうしたものは太い根っこの親株とその横につながった子株を持っているのですが、このエリアでは3月の終わりに一度防除活動を行ったこともあり、根の細い株がほとんどでした。抜き取り道具を用意していましたが、道具を使わなくても手で簡単に抜き取ることができました。まだ花が咲いている株を見つけてくれたので、花の様子、花が終わったあとの様子も観察することができました。このエリアで防除を継続できたのも、皆さんが来てくださったお陰です、ありがとうございます!
活動後、特定外来生物についてとても勉強されている生徒さんと、なかなか濃いめのお話ができたこと、とてもうれしかったです。私ももっと勉強しなければ!
今回みなさんが体験したことのほんの一部でも覚えていてくださると嬉しいです。また是非富士五湖エリアに来てくださることを心待ちにしています。
参加人数:16人
回収成果:オオキンケイギク4.0kg
活動エリア:富士河口湖町本栖国道300号沿道80m範囲
御礼 山梨県富士山ボランティアセンター様:軍手、ごみ袋提供
助成
この活動は一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けています。
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