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河口湖アレチウリ一掃作戦3

河口湖アレチウリ一掃作戦3

== 暑中お見舞い申し上げます ==

富士北麓でも最近、ミンミンとセミが鳴いて耳からも夏を感じます。河口湖ではマリンスポーツや釣り、キャンプなどで楽しく夏休みや週末を過ごしている方がいっぱいです。

そんな中、今年3回目の河口湖アレチウリ一掃作戦を遂行!

貴重な日曜日にお集まりいただいた22名(うち初参加7名!)と富士山研の安田先生、そしてスタッフ3名の合計26名で、八木崎公園内の一か所に集中して生育しているアレチウリを、まさに「一掃」しました!

6月に実施いただいたJAMMINチャリティ―のアイテムを着用してきてくださった方もいて、嬉しかったのに一緒に写真を撮り忘れました...

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今年の活動ではアプリを活用し、この地点にアレチウリがあることをスマホで登録しているのですが、せっかくの機会なので、参加者の方も登録作業を体験。自分が登録した情報が、地図上に反映されるようになり、今後の経過観測や駆除計画を立てるうえで有効な情報になるのは嬉しいし、シンプルに楽しいです。

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一面のアレチウリの海は、またたく間に一か所にうず高く集積され、取り残した小さなものやかぼそいものを次々見つけては抜き取り抜き取り。葉の形が似た別の植物もあったため、ときに確認。

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一掃後、地面が見えると、過去に落とされたアレチウリのタネを安田先生が発見!興味津々で観察し、開けてみるとタネの中は青々としており、発芽の準備はできていたようです。※タネは必ずしも翌年に発芽するとは限らず、土の中で数年様子をうかがって、条件が良い時に発芽する、ということもあるのです。

(回収袋にinしました!)

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活動前(上)と、活動後(下)

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photo byすーさん

今回の現場は、公園内のアジサイ植栽で囲まれた池のあるエリアですが、少なくともここから公園内のほかのエリアにアレチウリの生育が拡散しない様経過を見守る必要があります。

現場を後にし、よく冷えたい・ろ・は・すで体を潤していただきながら、今日の感想や、今後地域や子どもたちに向けて活動を広げていくにはどうしたらいいかの貴重なアイデアを多くいただきましたので、今後の活動に活かしていきたいと思います。

い・ろ・は・すキャンペーンは、8月27日まで実施中です!!)

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(photo by:通りがかりのプロカメラマンの方々(ありがとうございました!))

ご参加いただいた皆様、貴重な休日の時間を活動に充てていただき、ありがとうございました!何か思いついたアイデアがありましたらぜひ、富士山クラブ事務局までお知らせください!

活動範囲:八木崎地区の八木崎公園内ビオトープ内

活動内容:アレチウリ生育地点登録と駆除、ごみ拾い

回収成果:

 アレチウリ 44袋=193.4kg

 不燃ごみ 1袋=(カーナビのモニター)1kg

Thanks!:株式会社フジミ、富士トレイルランナーズ倶楽部

必需品と、夏に欠かせぬ相棒と、ありがたい差し入れ ☆

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次回、

8月はスタッフがパトロールと駆除を進めていこうと思いますが、

アレチウリ一掃作戦の参加募集をするかもしれませんので、ぜひサイトのチェックをお願いします!

9月、10月は日曜日に1回ずつ実施予定です。

また、8月31日(木)にスバルライン五合目での外来種防除活動を計画しています。

今年は、世界遺産センター集合、勉強会ののち、貸切バスで5合目まで行きます。平日+月末+夏休み最終日などいろいろあれな日程ですが、ご予定合いましたら、ぜひご参加ください!

参加:やまなしで過ごす「山の日」関連イベント

河口湖アレチウリ一掃作戦実行委員会:

山梨県富士山科学研究所、山梨県富士山レンジャー、富士河口湖町環境課、

山梨県富士山世界遺産課、認定NPO法人富士山クラブ

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最終更新日  2023年7月30日