まさに紅葉狩りにはもってこいの秋晴れ!
富士山もばっちり姿を見せるすばらしい天気の中、
43人の皆さんをお出迎えしました。
法政大&関西大の合同活動は、5月の外来種駆除活動に続いて2回目。
今回は、本栖湖付近の林道を入り、
まとめて放置されたと思われるごみの清掃活動を行いました。
もりの学校で事前学習と昼食を済ませたのち、早速現場へ。
入林許可を得無ければ入ることの出来ない道を、歩き進めること約20分。
途中、溶岩の荒々しい姿や、溶岩樹形、
そして秋色に色づいた木々や足元を楽しみながら歩きました。
作業は2カ所に分かれて実施。
1カ所目は、道脇に大きなトタン板や鉄骨が積み重なって放置されている現場。
バケツリレーで協力し合って、重いトタンや鉄骨を一つ一つ道に運び上げました。
2カ所目は、大量の錆びた一斗缶に鋸の歯など、工業用の道具が放置された現場。
それに空き缶や割れたビン、食料の袋などもちらほら。なぜかドライヤーまで。
半分土に埋まったそれらは、土と同じ色をしているため、取り残しがないよう丁寧に探しました。
だんだん鼻が利き始めた参加者の皆さん、
「もしかしたら他の場所にも潜んでいるかも!」と、辺りを探索し始めました。
そうしたら、ちょっと離れたところに水筒や折り畳み傘を発見!
さすが!!
43人の皆さんで回収したごみの量は600㎏。
本日の活動成果はこちら→ 151025Hosei&Kansai University.pdf
さて、活動後再びもりの学校に戻ってきた法政大&関西大の皆さん。
この日、別の現場で清掃活動を実施していた東洋大の皆さんと合流!
講堂にぎゅうぎゅうに収まっていただきました・・・
これから何をするかというと、3大学合同での「ふりかえり会」。
3校合同12グループに分かれて行いました。
今日の感想、富士山の環境保全のための活動の輪を広げるための方法、
自分たちの生活で出るごみを減らす方法などを
グループでじっくり話し合い。
ふりかえり結果はこちら→ 151025Toyo&Hosei&Kansai Univ feedback.pdf
富士山の不法投棄ごみ問題や外来種問題を改善しようと、
毎年数回富士山麓まで来てくれる各大学の皆さん。
すでに来年の富士山清掃計画も立て始めているとのこと、とても心強いです!
これからも、心から美しいと言える富士山をめざし、
皆さんと協力しながら活動を続けて行きたいです。
今回の活動のために駐車場をお貸しくださった
「西湖いやしの里根場」様、
いつもながらのご協力に深く感謝いたします。
本活動は「第1回ぐるり富士山風景街道一周清掃」に参加しました。
また、平成27年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。