もりの学校

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もりの学校

山梨県・西湖のほとりにあった廃校を修復し、2002年8月に環境教育プログラムや清掃活動など実践活動の拠点として開校したのが「富士山クラブもりの学校」です。

もりの学校は旧足和田村立西浜小学校根場分校です。もともとは明治25年に建てられ、その後改修されましたが、昭和41年9月の集中豪雨で校舎が土砂に埋まり、翌年廃校になりました。木造2階建て延べ床面積488㎡の校舎の改修費用は約2,000万円かかりました。そのうち半分は、日本郵政公社(当時:郵政事業庁)寄附金付お年玉付郵便葉書の寄附金配分を受けました。

もりの学校

また残りの半分は、富士山クラブ会員を対象に、「NPO夢債券」(富士山クラブもりの学校夢債券)を発行(10年後に返済)し、資金を調達しました(夢債券は2012年8月より返済開始)。そしてペンキ塗りや壁板の張替えなど、自分たちでできる作業は、会員のボランティアが汗を流しました。開校式には足和田村長さんのほか、関係者が多数出席して祝ってくださいました。

現在では、富士山清掃活動や環境教育の実習拠点として、子どもたちから大人まで多くのみなさんが訪れています。春には校庭の桜の花がとてもきれいです。

もりの学校

普段は、本部としてスタッフが常駐しているほか、現在は当クラブ理事長でアルピニストの野口健さんが校長に就任、「青木ヶ原樹海ゴミゼロ作戦対策本部」の看板も掲げ、富士山の自然環境情報の発信基地としても活躍しています。

最終更新日  2022年4月 7日