富士山クラブとは、2007年からお付き合いいただいており、毎年この季節に継続して活動いただいています。
さて、今回の活動現場は、静岡県富士市の国道469号線。富士山クラブの間では、言わずと知れた「ごみ街道」です。
とは言っても、活動に参加いただく皆さんのご協力のおかげで、かなりきれいになってきました。
そう、ある場所を除いては...。
それは、富士宮市と富士市の市境の東側に残された狭副地点です。
ここは、富士山クラブの清掃活動をはじめ、静岡県や地元富士市によるパトロールが継続的に行われている現場ですが、
常習的にごみを捨てる輩がいて、綺麗に片づけても2,3ヶ月後には元通りになってしまうひどい現場です。
今回は、NPO法人グリーンバードの皆さんのお力を借りて、この現場の清掃を行いました。
まずは、富士山環境交流プラザで皆さんと合流し、開会式を行いました。
普段から街の清掃活動を実践しているメンバーで構成されているので、
開会式の時点で皆さんウズウズしているように見えたのは僕だけでしょうか??
開会式を終えて、早速現場に移動すると、道路沿いの林の中に空き缶やペットボトルなどのポイ捨てが散在...。
その一方で、テレビやタイヤ、謎の金属まで回収されました。
そんな中、写真はありませんが、蝮(マムシ)の入ったビンは強烈でした...。
そんなこんなで、活動予定時間の2時間は、あっという間に過ぎてしまい、
気づいてみたら、富士山クラブの軽トラックがいっぱいになってしまいました...。
つい先日、富士山と古都鎌倉が世界文化遺産登録に向け日本政府からの推薦を受けた報道が流れていました。
早ければ2013年に世界文化遺産として登録されるそうです。
実際に日々富士山で活動していると、このままの状態で、世界文化遺産に登録されても良いのかと疑問符が頭に浮かびます。
世界遺産になろうとなるまいと、美しい富士山を子どもたちに残していくために...活動を続けていきたいと思います。
活動にご参加いただいた皆さん、ぜひまた来年富士山で一緒に活動しましょう!!
NPO法人グリーンバードのホームページはこちら→
http://www.greenbird.jp/index.php